竹田恵子 / 竹田恵子 ドイツ歌曲をうたう-林光の訳による
「この商品について質問する」の使用には会員登録が必要です。すでに会員登録がお済みの方は、返信について通知するためにログインしてください。
商品説明/ITEM DETAIL
詳細
■ W.A.モーツァルト(1756-1791)
[1] 春へのあこがれ(1791) A.オーフェルベック/詩
[2] すみれ(1785) W.ゲーテ/詩
■ F.シューベルト (1797-1828)
[3] あれののばら(1815) W.ゲーテ/詩
[4] ます(1817) D.シューバルト/詩
[5] 魔王(1815) W.ゲーテ/詩
[6] 糸をつむぐグレートヒェン(1814) W.ゲーテ/詩
[7] 水の上でうたう(1823) F.L.G.シュトルベルク/詩
歌曲集「美しき水車小屋の娘」(1823)より
W.ミュラー「ワルトホルン吹きの遺稿からの詩集」/詩
[8] たび(第1曲)
[9] どこへ(第2曲)
[10] あせり(第7曲)
[11] 粉屋の花(第9曲)
[12] 小川の子守唄(第20曲)
歌曲集「冬の旅」 (1827) より W.ミュラー/詩
[13] おやすみ(第1曲)
[14] 春の夢(第11曲)
歌曲集「白鳥の歌」(1828) より
[15] 恋の飛脚(第1曲) L.レルシュタープ詩
[16] わかれ(第7曲) L.レルシュタープ詩
[17] 君の姿絵(第9曲) H.ハイネ/詩
[18] 都市(まち)(第11曲) H.ハイネ/詩
■ R.シューマン (1810-1856)
歌曲集「詩人の恋」(1840)より H.ハイネ/詩
[19] 美しい五月(第1曲)
[20] ぼくの涙が(第2曲)
[21] ばらも鳩も(第3曲)
[22] きみの目を(第4曲)
[23] ぼくの胸の傷を(第8曲)
[24] ほくは夢で(第13曲)
「子供のための歌のアルバム」より
ドイツの伝承童謡集「子供の不思議な角笛」/詩
[25] てんとう虫(第13曲)(1849)
竹田恵子(うた)
井口真由子(ピアノ)
録音:東大和市民会館ハミングホール 2023年3月15– 17日
Recorded at Higashiyamato Humming Hall, 15-17 March 2023
オペラシアターこんにゃく座時代から長きにわたって日本語による独自の「うた」の世界を生み出してきた稀代の歌役者・竹田恵子。今回は林光の「訳詞」によるドイツ歌曲。音楽の専門家が「音楽」の側から「言葉」へと迫った訳詞は、とても易しい言葉を使いながらも日本語のイントネーションと音符との関係が深く考え抜かれたもの。日本語を通じてドイツ歌曲の魅力を味わえることを証明した、林光の知られざる一面。
竹田恵子(たけだ・けいこ)/ うた
1948年2月山形県西置賜郡白鷹町生まれ。2004年までオペラシアターこんにゃく座に所属。代表など務める。現在顧問。故・宮川睦子氏が創出した「こんにゃく体操」にも長年取り組み、現在文学座研修所講師。表現の土台づくりの場としての同体操の普及に努めている。「こんにゃく体操とうたの会」主催。CDに「私が歌う理由・赤電車」(レコード芸術誌特選)「竹田恵子ブレヒト・ソングを歌う」(レコード芸術誌年間レコードアカデミー賞ノミネート) 「林光作品集/喜寿の林で」(レコード芸術誌特選)等がある。退座後に始めた「オペラひとりっ切り」シリーズは計9作品になる。また2018年より「林光ソングをうたい継ぐ」シリーズを開始。同年9月の東京文化会館小ホールでの「林光のやり残した仕事」を経て2022年2月にシリーズ最終回(6回目)の「~林の光(2000年代)~林光没後10年に」をトッパンホールで好評のうちに終えた。また2023年1月には「竹田恵子 いまうたいたい歌(2023版)」コンサートを開催している。
井口真由子(いぐち・まゆこ) / ピアノ
桐朋学園大学卒、同大学研究科修了。ハクジュホール(キース・ジャレットのケルンコンサートを再現)や札幌コンサートホールキタラ(Standard and the Beyondと銘打ったシリーズなど)全国各地でのソロ公演のほか、アレクセイ・トカレフ(Tp)、花岡浩司(Dance)、福田進一(Gt)ら名手との共演や、パリギャルド・レプビュリケーヌ吹奏楽団、山形交響楽団(広上淳一)、群馬交響楽団(工藤俊幸)、札幌交響楽団(高関健)、NHK交響楽団(ウラジーミル・アシュケナージ)などとの共演も多い。2008年JTB「12人の旅、12人のニッポン」にピアニストとして登場。ニューエージグループ「アコースティックカフェ」のメンバーとして韓国ツアーやにっぽん丸クルーズ公演に出演。0歳からの子供向け公演を始動、東京・名古屋・北海道にて公演開催。現在はソロのほか日本を代表するパンフルート奏者岩田英憲トリオのメンバー、オペラシアターこんにゃく座の楽士として活動中。
林光(はやし・ひかる) / 作曲家(1931-2012)
1931年東京生まれ。東京藝術大学作曲科中退。1953年交響曲「ト調」により芸術祭賞受賞。以降第四回、第四十四回尾高賞(56年、96年)、第二回モスクワ映画祭作曲賞(61年『裸の島』新藤兼人監督)、第三十回サントリー音楽賞(98年オペラ「吾輩は猫である」)受賞。主な作品は、合唱曲「原爆小景」(1958/2000)、第三交響曲「八月の正午に太陽は・・・」(1990)、ヴィオラ協奏曲「悲歌」(1995年)、オペラ作品「森は生きている」、「白墨の輪」、「変身」、「鹿踊りのはじまり」他多数。その他劇中歌ほか多くのソングおよび歌作品がある。「私の戦後音楽史」(平凡社ライブラリー)、「日本オペラの夢」(岩波新書)、「作曲家の道具箱」(一ツ橋書房)、自選集「林光の音楽」書籍1巻+CD20枚(小学館)ほか多数。2012年没。
コジマ録音
収録内容
収録時間 : 01:13:03
- 春へのあこがれ - 00:02:12
- すみれ - 00:02:30
- あれののばら - 00:01:43
- ます - 00:02:21
- 魔王 - 00:04:27
- 糸をつむぐグレートヒェン - 00:04:13
- 水の上でうたう - 00:03:54
- 歌曲集「美しき水車小屋の娘」より たび(第1曲) - 00:02:51
- 歌曲集「美しき水車小屋の娘」より どこへ?(第2曲) - 00:02:29
- 歌曲集「美しき水車小屋の娘」より あせり(第7曲) - 00:02:53
- 歌曲集「美しき水車小屋の娘」より 粉屋の花(第9曲) - 00:04:13
- 歌曲集「美しき水車小屋の娘」より 小川の子守歌(第20曲) - 00:05:54
- 歌曲集「冬の旅」より おやすみ(第1曲) - 00:05:52
- 歌曲集「冬の旅」より 春の夢(第11曲) - 00:04:11
- 歌曲集「白鳥の歌」より 恋の飛脚(第1曲) - 00:02:30
- 歌曲集「白鳥の歌」より わかれ(第7曲) - 00:04:32
- 歌曲集「白鳥の歌」より 君の姿絵(第9曲) - 00:02:59
- 歌曲集「白鳥の歌」より 都市(第11曲) - 00:02:49
- 歌曲集「詩人の恋」より 美しい五月(第1曲) - 00:01:29
- 歌曲集「詩人の恋」より ぼくの涙が(第2曲) - 00:00:58
- 歌曲集「詩人の恋」より ばらも鳩も(第3曲) - 00:00:38
- 歌曲集「詩人の恋」より きみの目を(第4曲) - 00:01:36
- 歌曲集「詩人の恋」より ぼくの胸の傷を(第8曲) - 00:01:13
- 歌曲集「詩人の恋」より ぼくは夢で(第13曲) - 00:02:53
- 「子供のための歌のアルバム」より てんとう虫(第13曲) - 00:01:31
演奏者など
井口真由子、林光
メーカーコメント
オペラシアターこんにゃく座時代から長きにわたって日本語による独自の「うた」の世界を生み出してきた稀代の歌役者・竹田恵子。今回は林光の訳詞によるドイツ歌曲を収録。音楽の専門家が「音楽」の側から「言葉」へと迫った訳詞は、とても易しい言葉を使いながらも日本語のイントネーションと音符との関係が深く考え抜かれたもの。 (C)RS
録音情報
録音年:2023年9月4-5日/収録場所:富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ