フィリップ・トゥッツァー ニコラウス・ワグナー / 20世紀パリ

商品説明/ITEM DETAIL

詳細

アレクサンドル・タンスマン: ソナチネ
Alexandre Tansman: Sonatine pour basson et piano (1952)
[1] I. Allegro con moto
[2] II. Aria:Largo cantabile
[3] III. Scherzo: Molto vivace

アンリ・デュティユー: サラバンドとコルテージュ
Henri Dutilleux: Sarabande et cortège (1942)
[4] Assez lent
[5] Mouvement de marcia

ポール・ジャンジャン: プレリュードとスケルツォ
Paul Jeanjean: Prélude et Scherzo (1911)
[6] Andante espressivo
[7] Più allegro

シャルル・ケクラン: ソナタ op. 71  
Charles Koechlin: Sonate pour basson et piano op. 71 (1818/1919)
[8] I. Andante moderato
[9] II. Nocturne: Presque adagio
[10] III. Final: Allegro, vigoureusement et rudement rythmé  

マルセル・ビッチュ: コンチェルティーノ
Marcel Bitsch: Concertino pour basson et piano (1948)
[11] Andante
[12] Allegro vivace

アレクサンドル・タンスマン: ファゴット組曲
Alexandre Tansman: Suite pour basson et piano (1960)
[13] I. Introduction et Allegro
[14] II. Sarabande
[15] III. Scherzo

シャルル・ケクラン: 3つの小品 op. 34
Charles Koechlin: Trois pièces op. 34 (1898-1907)
[16] I. Lent
[17] II. Andante moderato
[18] III. Andante sostenuto

ジャン・フランセ: 2つの小品
Jean Françaix: Deux pièces pour basson et piano (1996)
[19] I. Andante
[20] II. Petit divertissement militaire

ウジェーヌ・ボザ: レシ、シシリエンヌとロンド
Eugène Bozza: Récit, Sicilienne et Rondo pour basson et piano (1936)
[21] I. Récit: Moderato
[22] II. Sicilienne: Allant
[23] III. Rondo: Allegro

[24] マルセル・ビッチュ: ロンドレット
Marcel Bitsch: Rondoletto (1949)

フィリップ・トゥッツァー〈ファゴット〉 Philipp Tutzer, Bassoon
ニコラウス・ワグナー〈ピアノ〉 Nikolaus Wagner, Piano

豊潤な音色と高度な技巧で鮮やかに描かれるファゴットの多彩なニュアンス
木管楽器の音楽が飛躍的に発展した20世期パリの音楽シーンを映すファゴット名作選

フィリップ・トゥッツァーは2007年からザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団首席奏者を務め、2008年ARDミュンヘン国際音楽コンクールに入賞。これまでにミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、カメラータ・ザルツブルグ、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルクのNDR、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演。現在、オーストリア・リンツのアントン・ブルックナー私立大学で教鞭をとり、モーツァルテウム夏期アカデミーをはじめ、頻繁にマスタークラスを開催している。

フィリップ・トゥッツァー[ファゴット]
地元イタリアのボルツァーノでファゴットを始め、同地の音楽院でクラウディオ・アルベルティ教授に師事し、その後、ウィーンでステパン・ターノフスキーに、ハノーファーでダーグ・イェンセンに師事した。
この時期のハイライトは、ヨーロッパ・ユニオン・ユース・オーケストラとグスタフ・マーラー・ユース・オーケストラのメンバーであったこと、クラウス・テューネマンとセルジオ・アッツォリーニのマスタークラスへの参加などである。
デュッセルドルフの“AEOLUS”、ロヴェレートでの“AUDI MOZART”、ハノーファーの“KURT ALTEN”、そして特に2008年のミュンヘンのARDコンクールでの入賞は、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーンの楽友協会、ザルツブルクの夏音楽祭でのソロ演奏につながった。
フィリップ・トゥッツァーは、2007年からザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団のソロ・ファゴット奏者を務め、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、カメラータ・ザルツブルグ、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルクのNDR、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などに客演している。
現在、オーストリアのリンツにあるアントン・ブルックナー私立大学で教鞭をとり、ザルツブルクのモーツァルテウム夏期アカデミーをはじめ、頻繁にマスタークラスを開催している。

ニコラウス・ワグナー[ピアノ]
ニーダーエスターライヒ州のヴァイトホーフェン・アン・デア・イブスで生まれた。地元の音楽学校で初めてピアノのレッスンを受ける。
その後、旧ウィーン音楽院のレオニード・ブルンベルクのクラスで研鑽を積み、後にウィーン国立音楽大学に入学。アントワネット・ヴァン・ザブナー(器楽指導)、テレサ・レオポルド(ピアノによる室内楽)、ダヴィッド・ルッツ(声楽伴奏)の指導を受ける。
彼の最も重要な室内楽プロジェクトには、quart@art、プロ・ブラス、テオフィル・アンサンブル・ウィーン、トリオ・マルク・シャガールなどがある。また、マティアス・ショルン、フィリップ・トゥッツァー、ダニエル・シュムッツハルトといった高名な音楽家とも定期的に共演している。
レペティトゥールとして、パスカル・ガロワ、ウィーン・クラリネット・コネクション、カリン・ボネッリ、ジェラルド・クラクスベルガー、ラルフ・マンノなどの音楽家とマスタークラスを開催している。
ウィーン楽友協会、ニューヨーク・オーストリア文化フォーラム、ベルリン、ケルン、バーデンバーデンのドイツ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・コンツェルトハウス、東京のサントリーホールなど、数多くのコンサートやリサイタルに出演している。
現在、オーバーエスターライヒ州立音楽大学でピアノ教師を務め、リンツにあるアントン・ブルックナー私立大学ではレペティトゥールとして音楽学生を指導している。

コジマ録音

収録内容

収録時間 : 01:14:23

  1. ソナチネ Ⅰ.Allegro con moto - 00:03:25
  2. ソナチネ Ⅱ.Aria Largo cantabile - 00:02:56
  3. ソナチネ Ⅲ.Scherzo:Molto vivace - 00:02:34
  4. サラバンドとコルテージュ Assez lent - 00:03:03
  5. サラバンドとコルテージュ Mouvement de marcia - 00:04:01
  6. プレリュードとスケルツォ Andante espressivo - 00:05:33
  7. プレリュードとスケルツォ Piu allegro - 00:04:01
  8. ソナタ op.71 Ⅰ.Andante moderato - 00:03:03
  9. ソナタ op.71 Ⅱ.Nocturne:Presque adagio - 00:03:55
  10. ソナタ op.71 Ⅲ.Final:Allegro,vigoureusement et rudement rythme - 00:04:05
  11. コンチェルティーノ Andante - 00:04:46
  12. コンチェルティーノ Allegro vivace - 00:02:35
  13. ファゴット組曲 Ⅰ.Introduction et Allegro - 00:03:51
  14. ファゴット組曲 Ⅱ.Sarabande - 00:01:52
  15. ファゴット組曲 Ⅲ.Scherzo - 00:01:37
  16. 3つの小品 op.34 Ⅰ.Lent - 00:04:22
  17. 3つの小品 op.34 Ⅱ.Andante moderato - 00:02:20
  18. 3つの小品 op.34 Ⅲ.Andante sostenuto - 00:03:21
  19. 2つの小品 Ⅰ.Andante - 00:03:34
  20. 2つの小品 Ⅱ.Petit divertissement militaire - 00:02:59
  21. レシ、シシリエンヌとロンド Ⅰ.Recit:Moderato - 00:02:11
  22. レシ、シシリエンヌとロンド Ⅱ.Sicilienne:Allant - 00:01:22
  23. レシ、シシリエンヌとロンド Ⅲ.Rondo:Allegro - 00:01:20
  24. ロンドレット - 00:01:27
演奏者など

フィリップ・トゥッツァー、ニコラウス・ワグナー、アレクサンドル・タンスマン、アンリ・デュティユー、ポール・ジャンジャン、シャルル・ケクラン、マルセル・ビッチュ、ジャン・フランセ、ウジェーヌ・ボザ

メーカーコメント

豊潤な音色と高度な技巧で鮮やかに描かれるファゴットの多彩なニュアンス。木管楽器の音楽が飛躍的に発展した20世紀パリの音楽シーンを映すファゴット名作選。 (C)RS

録音情報

収録場所:ブルックナーハウス(リンツ)

追加情報

アーティスト名:
フィリップ・トゥッツァー ニコラウス・ワグナー
メーカー:
(有)コジマ録音
レーベル:
ALM RECORDS
code:
4530835115809
発売日:
2024/04/07
メディア:
CD12cm