ダリア・スタセフスカ / レイヴィスカ:管弦楽作品集 第1 集(輸入盤)

ダリア・スタセフスカ, SACDハイブリッド(輸入盤)

商品説明/ITEM DETAIL

詳細

ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):
①シンフォニア・ブレヴィス(短い交響曲)(Sinfonia brevis) Op.30(1962 rev.1972)
②管弦楽組曲第2 番 Op.11(1937–38)(ニュルキ・タピオヴァアラの映画『ユハ(Juha)』の音楽から)
春の到来(Kevään tulo)
ユモレスク(Humoreski)
子守歌(Kehtolaulu)
エピローグ(Epilogi)
③交響曲第2 番 Op.27(1954)

ラハティ交響楽団、ダリア・スタセフスカ(指揮)
録音:①③2023年1月2~5&7日、②2023年5月12&13日/シベリウスホール、ラハティ(フィンランド)
制作:インゴ・ペトリ
録音エンジニア:シュテファン・レー

★ SACD ハイブリッド盤。ウクライナ出身のダリア・スタセフスカ(1984-)は、タンペレ音楽院でヴァイオリンと作曲、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーでヴァイオリンとヴィオラ、ヨルマ・パヌラとレイフ・セーゲルスタムの下で指揮を学びました。2021/2022 年のシーズンからラハティ交響楽団の首席指揮者を務め、ラハティ国際シベリウス・フェスティヴァルの音楽監督とBBC 交響楽団の首席客演指揮者のポストにも就いています。2023 年、「BBC Music Magazine」の「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞しました。
★新しいアルバムは、オッリ・ムストネンと共演したラウタヴァーラとマルティヌーのピアノ協奏曲(BIS SA-2532)に次ぐ、ラハティ交響楽団首席指揮者としての録音の第2作。フィンランドで最初の重要な女性作曲家ヘルヴィ・レイヴィスカの管弦楽作品を録音するシリーズの最初のアルバムです。
★レイヴィスカは、1902年にヘルシンキで生まれ、エルッキ・メラルティンとアルトゥール・ヴィルナーにピアノと作曲を学びました。一般の聴衆がまだ「女性作曲家」に偏見を抱いていたとされる時代、シベリウス・アカデミーでライブラリアンとして働きながら管弦楽曲、室内楽曲、器楽曲、歌曲、映画のための音楽などを作曲しました。近年、注目される機会が多くなり、《ピアノ協奏曲 ニ短調》と《交響曲第1 番 変ロ長調 》のセッション録音(Hänssler Classic HC-23050)が最近リリースされました。
★《管弦楽組曲第2 番》は、フィンランドの前衛的、実験的作風の映画監督ニュルキ・タピオヴァアラ(1911-1940)が1937 年に作った『ユハ(Juha)』のために彼女が書いたスコアの4 曲を組曲にした作品です。《春の到来》《ユモレスク》《子守歌》《エピローグ》。映画の基になったユハニ・アホ(1861-1921)の同名小説は、アーレ・メリカントとレーヴィ・マデトヤのオペラの原作にも使われています。
★《交響曲第2 番》は、レイヴィスカが、後期ロマンティシズムのスタイルから対位法によるポリフォニーと線的なアプローチに移ろうとしていた時期、1954 年に作曲されました。第1楽章「アンダンティーノ・クワジ・アレグレット-ピウ・アニマート・エ・リトミコ」第2楽章「アレグロ・モルト」第3楽章「アンダンテ・カンタービレ」の3楽章の作品です。1955年4月5日、ニルス=エーリク・フォウグステットがフィンランド放送交響楽団を指揮、ヘルシンキで初演しました。
★《シンフォニア・ブレヴィス(短い交響曲)》は、1962 年に作曲され、1972 年に改訂された作品です。単一楽章で書かれ、ポリフォニーと線的スタイルが印象を残す作品です。エーリク・クロンヴァル指揮ヘルシンキ・フィルハーモニックによる録音で初めて演奏され、その後、ラジオ放送でしばしば演奏されています。

キングインターナショナル

※輸入盤のため日本語解説は付属しておりません。

メディア情報

ハイブリッドCD

追加情報

アーティスト名:
ダリア・スタセフスカ
メーカー:
(株)キングインターナショナル
レーベル:
BIS
code:
7318599927015
発売日:
2023/11/28
メディア:
SACDハイブリッド(輸入盤)