レ・シエクル / ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
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商品説明/ITEM DETAIL
詳細
※本商品は、スーパーオーディオCDシングルレイヤーとなります。専用プレイヤーが必要となります。通常のプレイヤーでは再生できませんので、あらかじめご了承の上、お買い求めください。
①ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵 ②ラヴェル:ラ・ヴァルス フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮) レ・シエクル 録音:2019年11月/フィルハーモニー・ド・パリ(ライヴ)[2022年SACDリマスタリング(関口台スタジオ)]
★大人気指揮者ロトによる、「展覧会の絵」【KKC-6172/ HMM-905282】。発売当時、初演時の響きが再現された演奏として大きな話題となった名盤です。ハルモニアムンディから、ハイレゾ音源の提供を受けて、関口台スタジオでリマスタリングを施し、シングルレイヤーSACD(ステレオ)で発売いたします!日本独自企画・限定盤。オーケストラの鳴りの良さ、響きの透明さも絶品の名演ですが、ロトたちが執念で収集した初演当時の楽器が織りなす微妙な音色の移ろい、重奏した際の麗妙な音のパレットが、SACD化により、より豊かに再現されています。「キエフの大門」の鐘の場の広がりも興奮ものです。
★近代フランスの名作を初演時の響きと奏法で再現することを目指すレ・シエクルとロト。「展覧会の絵」とは言ってもムソルグスキーの時代ではなく、1922年10月19日にクーセヴィツキーがパリ・オペラ座で披露した頃に立ち戻ろうとしています。しかしわずか 100年前のことながらいくつかの楽器が入手できないため、長く実現できずにいました。今回「古城」用として 1950年セルマー製スーパーアクションのアルト・サクソフォン、「ブイドロ」用の 1913年ケノン製モノポール C管6バルブのフレンチ・チューバを見つけたため満を持しての実現となりました。どちらもホルンを思わすような柔らかい音色に驚かされます。
★楽器のみならずロトはラヴェルのオリジナル・スコアや初版楽譜へ立ち返り、クーセヴィツキーがロシア人としての感覚からラヴェルに訂正させた箇所、たとえば「バーバ・ヤガー」のファゴットのソロがもとはアルト・サクソフォンだったとか、「キエフの大門」後半でテーマが再現する際の弦の下降音型がもとはゆっくりしていたなど、一聴して分る違いに感心の連続。名盤「春の祭典」以上の検証が反映されています。
★カップリングは「ラ・ヴァルス」。2018年の来日での巨大な演奏が記憶に新しいですが、ここでも聴き手を一瞬も離さないロトの魔術全開。「ラ・ヴァルス」と「展覧会の絵」はほぼ同時期の作品で、打楽器を除けば楽器編成など共通点の多さを示唆しているのも流石です。
★ロトはますます音楽の大きさを増し、ただただ圧倒されます。また「殻をつけたひなの踊り」や「リモージュの市場」でのリズムの冴えとスピード感もロトならでは。数ある「展覧会の絵」録音のベスト盤と断言してしまいたくなる一枚。SACDサウンドであらためてじっくりとお楽しみください!キングインターナショナル
演奏者など
フランソワ=グザヴィエ・ロト
仕様
限定盤/日本独自企画
マスタリング情報
2022年リマスタリング
録音情報
録音年:2019年11月/収録場所:フィルハーモニー・ド・パリ
パッケージ情報
解説付