大塚直哉 / J.S.バッハ:平均律クラヴィーア 第2巻(全24曲)

大塚直哉, CD12cm

商品説明/ITEM DETAIL

詳細

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア 第2巻(全24曲)

[CD1]第1番~第10番
[CD2]第11番~18番
[CD3]第19番~24番

大塚直哉(オルガン/ポジティフオルガン)、彩の国さいたま芸術劇場所有、2000年ガルニエ製、C-d3, 4stops、調律:Garnier №16, a=440Hz(楽器調律:マチュ・ガルニエ)
録音:2020年7月1-4日、2021年2月9-11日、さいたま芸術劇場 音楽ホール
[5.6448MHz DSD Recording & 192kHz 24bit Editing ]
Microphones : PureT Records current transmission microphones with Schoeps MK2H capsules,
designed and manufactured by Tadaharu Mouri 毛利忠晴 (PureT Records), 2015 (last modified 2018), Tokyo
Stereo setting : A-B pair microphones
Preamplifier : PureT Records PT-CMP01, designed and manufactured by Tadaharu Mouri 毛利忠晴
(PureT Records), 2015 (last modified 2016), Tokyo
AD converter : Mytek Digital Brooklyn ADC
Recorder : TASCAM DA-3000
Master Clock : Grimm Audio CC2
DSD/PCM to PCM converter : Weiss Saracon-DSD

★高く評価されている平均律クラヴィーア第1巻(WAONCD 380)につづき、第2巻の登場。バッハによる厳密な対位法の世界、とりわけ第2巻の特徴でもあるより複雑なフーガを、見事に解きほぐして展開しているだけでなく、ポジティフオルガン1台とは思えないほどに様々な音色と表情が次から次へとあらわれ、この楽器のもつ可能性も見事に引き出されています。大塚自身の執筆によるライナーノートには第2巻について、さらに彩の国さいたま劇場でおこなった自身のシリーズでの様々な試みなどについて触れられており、大変興味深い内容となっています。
~(ライナーノートより)~≪第2巻≫をどの鍵盤楽器で弾くことを想定しているのか、ということについては、バッハによる自筆のタイトルページが残されていないので、決定的なことはわからない。しかし、≪第1巻≫と同じ体裁の曲集であることを考えると、同様に、当時のクラヴィーア(チェンバロ、クラヴィコード、そして文脈によってはオルガン、生まれたばかりのピアノフォルテなども)どれでも、と考えてよさそうである。チェンバロで弾いても、オルガンで弾いても、クラヴィコードで弾いても、それぞれなりの良さが出る≪第1巻≫に対して、≪第2巻≫はチェンバロでの演奏が抜きんでて美しい、とこれまでひそかに思っていた。最近では、第2巻には新しい「ピアノフォルテ」の響きも聞こえてくる、と考える人も増えてきていて、それも一理あると思っていた。しかし、今回あえて、オルガンで弾いてみることによって、まだまだきこえていなかったものがたくさんこの中に埋め込まれていたことに気づかされた。聴いてくださる方もここから、なにかいつもとは違ったものを聞き取ってくださるかもしれない、と楽しみにしている。(大塚直哉)

◆レコード芸術 2022年9月号 特選盤
キングインターナショナル

録音情報

録音年:2020年7月1-4日、2021年2月9-11日/収録場所:さいたま芸術劇場 音楽ホール

メディア情報

HQCD

パッケージ情報

解説付/ライナーノーツ

追加情報

アーティスト名:
大塚直哉
メーカー:
(株)キングインターナショナル
レーベル:
WAON RECORDS
code:
4560205956398
発売日:
2022/07/30
メディア:
CD12cm