髙見澤俊彦 / 特撮家族 (書籍)

商品説明/ITEM DETAIL

詳細

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■版型:四六判上製カバー装
■著者:髙見澤 俊彦 (THE ALFEE)
■予定ページ数:352

商品紹介

父の形見(怪獣フィギュア)をめぐって、兄妹ゲンカ勃発??!?
髙見澤さんの小説第3作目は、特撮怪獣×ファンタジーの心温まるホームドラマ!

銀行に勤める田川美咲は、戦国武将を愛する筋金入りの”歴女”。
美咲の父・洋介は、神道を研究する大学教授で、なぜか特撮怪獣にも造詣が深く、自宅には所狭しと怪獣フィギュアが並んでいる。
兄・健太は特撮怪獣映画オタクで、妹の結衣は変身ヒーロが大好き。
そう、田川家は、そろって何かの「オタク」なのだった。

そんな田川家の父・洋介が突然亡くなった。遺された父の大量の怪獣フィギュアコレクションを健太が勝手に持ち出し、自分勝手な兄に美咲は激怒。兄妹ゲンカの火蓋が切って落とされる。

そこに現れたのは、死んだはずの父!? 洋介が、ゴーストとなって美咲の前に現れたのだった。
”父ゴースト”の姿は美咲にしか見えず、呼び出せるのは一日30分ほど。魂が完全に昇華するまで、しばらくは美咲の前に出てこられるという。
父は神力が強く、特撮怪獣が好きになったのも、子どもの頃に神田明神で少彦名命(えびす様)に出逢ったのがきっかけだった。

いっぽう、美咲は合コンで出会った戸塚颯太郎というイケメンに惹かれ、新規事業の資金として三百万を貸すことに。だが、颯太郎には他の女の影が。彼は、女性をたぶらかしては金を借りるというとんでもない男だった。

美咲は、兄と妹、父ゴースト、そして少彦名命の力も借りて、彼への仕返しを計画。
颯太郎が異様にモテる、驚きの理由とは!? そして、謎だった父の遺産の用途とは――!?

ゴジラやウルトラマンといった特撮もの、そして日本の神様など、高見沢さんの好きなものが詰め込まれたファンタジー風味の家族小説。
ロックバンドを組む大学生たちの青春を描いた『音叉』、夫婦の愛とそのすれ違いを描いた『秘める恋、守る愛』とも全く違い、賑やかで楽しく、痛快で、そして何より、家族の良さを感じられる長編小説です。

追加情報

アーティスト名:
髙見澤俊彦
code:
9784163916804
発売日:
2023/04/05
形態:
書籍
メディア:
書籍