フランチェスコ・コルティ/ フィレンツェ黄金時代の音楽 1250~1750

商品説明/ITEM DETAIL

詳細

【CD 1】
~中世後期~
1. 作者不詳: O Levita nobilis Eugeni おお気高き祭司、聖なるエウジェニウス [LM]
2. 作者不詳: Ogne homo 全ての民よ、声を高らかに上げ十字架を讃えよ [LM]
3. 作者不詳: Vergine donzella imperadrice 純潔なる乙女にして皇后であらせられる方 [LM]
4. ゲラルデッロ・ダ・フィレンツェ(1320/25頃-1362/63): I’ vo’ bene わたしが愛するのは [LM]
5. フランチェスコ・ランディーニ(1325頃-1397): Nella piè cara parte 最も愛おしき領分に [LM]
6. 作者不詳: La Manfredina – La rotta della Manfredina マンフレディーナとそのロッタ [LM]
7. アンドレア・ダ・フィレンツェ(?-1415頃) : Astio non morì mai 憎しみは死に絶えることなく [LM]
~初期ルネサンス~
8. 作者不詳: Verbum caro factum est 言葉は肉となり [LM]
9. ジョン・ベディンガム(生歿年不詳、1460頃活躍): Umil madonna 慎ましき婦人よ [LM]
10. 作者不詳: Poichè il tuo cor お恵み深い心をお持ちのあなたですから [LM]
11. ピエトルカン・ボネル(生歿年不詳、15世紀後半に活躍):
   Adieu Florens la yolye さらば、麗しき花の都 [LM]
12. アレクサンデル・アグリコーラ(1445/46頃?-1506): In mijnem sin 私の感覚では [LM]
13. ハインリヒ・イザーク(1450/55頃-1517): Ne più bella di queste さらに美しくも価値ある者など[LM]
14. パウルス・スコトゥス(生歿年不詳、1507-1514に活躍):
   Iesù sommo conforto イエスさま、最も深き慰め [LM]
15.ジョヴァンニ・セルラーリ(生歿年不詳、1502-1527に活躍):
   Donna, el pianto et la mia doglia ご婦人よ、わたしは泣き悲しむことで [LM]
~後期ルネサンス~
16. 作者不詳: Sacerdos et pontifex 祭司よ、司教よ [LM]
17. フランチェスコ・コルテッチャ(1502-1571): Sacerdos et pontifex 祭司よ、司教よ [TDC]
18. ヤーコポ・ペーリ(1561-1633): Ricercar del Primo Tuono del Zazzerino
   ザゼリーノ[=ぺーリ]の第1旋法によるリチェルカーレ [FC]
19. クリストファーノ・マルヴェッツィ(1547-1599):
   I’ vo piangendo i miei passati tempi 過ぎ去った日々を思って嘆くばかりだ [TDC]
20. ルカ・バーティ(1546-1608): Mentre con mill’ amori 千もの恋が花開く中 [TDC
]21. アレッサンドロ・ストリッジョ1世(1536/37-1592): Nasce la pena mia わが胸に苦しみが生じ [TDC]
22. ストリッジョ1世: Nasce la pena mia (intavolato) わが胸に苦しみが生じ(鍵盤独奏版)[FC]
23. セラフィーノ・ラッツィ(1531-1611): Stabat Mater dolorosa 立ち尽くす聖母(スターバト・マーテル) [TDC]
【CD 2】
~後期ルネサンス(続き)~
1. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599): Se nelle voci nostre 私たちの声の調子が [TDC]
2. エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃-1602): Godi turba mortal 歓喜せよ、死せる定めの者たちよ [TDC]
3. マルヴェッツィ: Fuga Secunda à 4 4声のフーガ第2番 [FC]
4. フィリップ・ヴェルドロ(1480/85頃-1530/32頃):
   Si bona suscepimus 神から善きものを授かる私たちは [TDC]
~バロック期~
5. ジョヴァンニ・パオロ・フォスカリーニ(生歿年不詳、1629-1647に活躍):
   Aria di Firenze フィレンツェの調べ [TDC]
6. アントニオ・ブルネッリ(1577-1630):
   La pastorella mia spietata e rigida ぼくが好きな、あの容赦なく冷たい女羊飼い [TDC]
7. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643): Aria di Fiorenza フィレンツェの調べ [FC]
8. ブルネッリ: Quando il sol apparisce 太陽が姿を現すとき [TDC]
9. 作者不詳: Aria di Fiorenza フィレンツェの調べ [FC]
10. ブルネッリ: Cantate Domino 主に向かって新しき歌を歌え [TDC]
11. ジョヴァンニ・ピエトロ・ブッキャンティ(1608-1627以降): Io parto lasso やつれはてたまま私は去ろう [TDC]
12. ジョヴァンニ・バッティスタ・フェルリーニ(1601頃-1674): Aria di Fiorenza フィレンツェの調べ [FC]
13. ブルネッリ: Splendete serene 輝け、清らかに [TDC]
14. ブルネッリ: Di quel nudo pargoletto あの裸身の坊やは頼もしき射手 [TDC]
15. 作者不詳: Aria di Fiorenza - La Rotta - Saltarel フィレンツェの調べ~ラ・ロッタ~サルタレッロ [FC]
16. ドメニコ・アングレージ(1610/15頃-1674): La Salviata ラ・サルヴィアータ [TDC]
17. マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):
   Sull’ affricane arene アフリカの砂漠で [TDC]
18. 作者不詳: Preludio Cantabile con Ligature
   リガトゥーレを伴うプレルディオ・カンタービレ [FC]
19. 作者不詳: Aria alla Francese フランス風アリア [FC]
20. 作者不詳: Passacagli Pastorali パストラーレ風パッサカリア [FC]
21. ドメニコ・ツィポリ(1688-1726): Pastorale パストラーレ [FC]
22. ツィポリ: Canzona カンツォーナ [FC]
23. ツィポリ: Al Post Comunio 聖餐式後の調べ [FC]
24. ツィポリ: All’Elevazione 昇階の調べ [FC]
25. ツィポリ: All’Offertorio 奉献の調べ [FC]
26. フランチェスコ・フェローチ(1673-1750):
   Pastorale mezza bigia 灰褐色のパストラーレ [FC]

LM…ラ・モルラ(声楽&古楽器アンサンブル)
コリーナ・マルティ、ミハウ・ゴントコ(指揮)
TDC…テアトロ・デイ・チェルヴェッリ(声楽&古楽器アンサンブル)
アンドレス・ロカテッリ(テノール、打楽器、指揮)
FC…フランチェスコ・コルティ(オルガン、チェンバロ)

【中世の民主政治からメディチ家の繁栄へ。花の都を彩った精妙な音楽の歴史】イタリア屈指の大都市にして、文化遺産の多さから観光名所として同国随一の人気を誇る“花の都”フィレンツェ。中世の都市国家時代に遡る富の蓄積がもたらしたこの都の芸術的充実は何よりボッティチェッリやフラ・アンジェリコ、マザッチオなど大画家たちの至芸が知られていますが、音楽もまた同じ時代に豊かでなかったはずがありません。古い時代の知られざる魅力的な音楽世界発掘にすぐれた実績を持つレーベルRaméeは今回、CD2枚にわたって中世からバロック期に至るフィレンツェの音楽的繁栄を広く概観できるアルバムを制作。すでに同レーベルで多くの注目すべきプロジェクトを発信してきたバーゼルの実力派集団ラ・モルラの名手たち(中世~初期ルネサンス作品)に加え、気鋭のイタリア系アルゼンチン人指揮者アンドレス・ロカテッリ率いるテアトロ・デイ・チェルヴェッリ(ルネサンス後期以降)、躍進めざましい古楽鍵盤奏者フランチェスコ・コルティらも参加し、編成も様々な多岐にわたる充実作をじっくり聴かせてくれます。共和政の中で都市生活者たちが宗教歌の合唱を楽しんだ13世紀に始まり、アルス・ノーヴァ期の盲目の名匠ランディーニを経て多声音楽や舞曲の栄光を追い、バロックも後期の鍵盤芸術へと至るプログラムの妙は、アルバムを通しても数トラックごとに聴いても深い鑑賞体験が得られる抜群の充実度。ブックレットには歌詞の英語対訳や楽譜出典の詳細、演奏者リストと使用楽器の内訳などはもちろん、演奏陣が連名で協力者としてクレジットされた音楽学者アントニー・M.カミングスの詳細な背景&プログラム解説も情報が的確に整理されており、読み応えがあります(英・独・仏語)。

ナクソス・ジャパン

※輸入盤のため日本語解説は付属しておりません。

メーカーコメント

イタリア屈指の大都市にして、文化遺産の多さから観光名所として同国随一の人気を誇る“花の都”フィレンツェ。中世の都市国家時代に遡る富の蓄積がもたらしたこの都の芸術的充実は何よりボッティチェッリやフラ・アンジェリコ、マザッチオなど大画家たちの至芸が知られていますが、音楽もまた同じ時代に豊かでなかったはずがありません。古い時代の知られざる魅力的な音楽世界発掘にすぐれた実績を持つレーベルRameeは今回、CD2枚にわたって中世からバロック期に至るフィレンツェの音楽的繁栄を広く概観できるアルバムを制作。すでに同レーベルで多くの注目すべきプロジェクトを発信してきたバーゼルの実力派集団ラ・モルラの名手たち(中世~初期ルネサンス作品)に加え、気鋭のイタリア系アルゼンチン人指揮者アンドレス・ロカテッリ率いるテアトロ・デイ・チェルヴェッリ(ルネサンス後期以降)、躍進めざましい古楽鍵盤奏者フランチェスコ・コルティらも参加し、編成も様々な多岐にわたる充実作をじっくり聴かせてくれます。 (C)RS

録音情報

録音年:2022年9月28日-10月3日、2023年1月9-12日/収録場所:サンタ・マリア・ヌオーヴァ教会、コルトーナ(イタリア中部トスカーナ地方)、聖レオデガル教会、メーリン(スイス)

追加情報

アーティスト名:
フランチェスコ・コルティ
メーカー:
ナクソス・ジャパン(株)
レーベル:
RAMEE
code:
4589538809065
発売日:
2024/02/23
メディア:
CD(輸入盤)