ジョルディ・サヴァール/メンデルスゾーン:交響曲第4 番≪イタリア≫ 1833 年初稿& 1834 年最終稿

ジョルディ・サヴァール, SACDハイブリッド(輸入盤国内仕様)
3,500 (税込)
KKC-6746
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メンデルスゾーン:交響曲第4 番 イ長調 op.90 ≪イタリア≫
1-4 最終稿(1834年)
5-8 初稿(1833年)

ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシオン〈リナ・トゥール・ボネ(コンサートミストレス)〉
録音:2022年10月26-28日、カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会

★ジョルディ・サヴァールがメンデルスゾーンを録音しました!サヴァールのディスコグラフィで初登場の作曲家です。これまで、古代や中世・バロックの音楽を国や地域を問わず奏でてきたサヴァール。近年はハイドン、ベートーヴェン、シューベルトに続いて、19 世紀の音楽へとその足を伸ばし、歴史の中で生まれた素晴らしい作品を新鮮かつごく自然な形で響かせ、当時の人々が受けた衝撃と感動を現代の私たちに追体験させてくれています。 今回の曲は天才メンデルスゾーンが旅から受けた感動がこれ以上ない躍動感で表出している≪イタリア≫、しかも2 種の稿を収録。コンサートミストレスは人気急上昇のボネ、ということで、どこをとっても大注目の新譜です!
★オーケストラは、リナ・トゥール・ボネがコンサート・ミストレスを務めるほか、2022 年メンデルスゾーン・アカデミーに参加した若手奏者からの選抜メンバーも参加しているなど、メンデルスゾーンへの並々ならぬ思い入れのあるメンバーたちによって構成されています。
★交響曲第4 番は1833 年、メンデルスゾーン自身の指揮で初演され、絶大に高い評価を受けましたがメンデルスゾーン自身は満足することはなく、この作品の改訂を求め、二度と指揮することはありませんでした。メンデルスゾーンは、第2 楽章のテーマをシンプルにし、続く楽章のトリオをよりドラマティックにし、フィナーレにピチカートを入れ、フィナーレを長くしました(264 小節から305 小節に)。第1 楽章の改訂版は現存していませんが、手紙から何かしらの加工を試みたと考えられています。1834 年のこの改訂稿は2001 年になって初めて出版されました(これには19 世紀におけるメンデルスゾーン(=ユダヤ) をめぐる事情などもあったと考えざるをえません)。1847 年(メンデルスゾーンの死後)に上演された時に会場にいたベルリオーズは「メンデルスゾーンの交響曲は、金メダルのように一瞬にして鋳造された傑作である。」と述べています。サヴァールはメンデルスゾーンの手紙などを検証、検討を重ねた結果、両方のヴァージョンを録音することに決めました。「お聴きになられると、どちらの版も、色彩、リズム、器楽書法、すべてにおいて見まごう事なき天才の刻印があらわれていることに驚くでしょう」と述べています。サヴァールがおしげもなく軽やかに提示し解放する、天才メンデルスゾーンの創造の軌跡と天才の刻印、天才が旅から受けた豊かな刺激の実りを強く感じる演奏です。


キングインターナショナル


追加情報

アーティスト名:
ジョルディ・サヴァール
メーカー:
(株)キングインターナショナル
レーベル:
ALIA VOX
code:
4909346032811
発売日:
2023/10/26
メディア:
SACDハイブリッド(輸入盤国内仕様)

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  商品番号 メディア 在庫状況 価格  
AVSA-9955
SACDハイブリッド(輸入盤)
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