サー・サイモン・ラトル ロンドン交響楽団 / ブルックナー:交響曲第7番 輸入盤(ハイブリッドCD)
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商品説明/ITEM DETAIL
詳細
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (Version 1881–83; Cohrs A07)
〔ベンヤミン=グンナー・コールス校訂版(2015年)による世界初録音〕
サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
★黄金コンビのラトル& LSO による、2022 年録音のブルックナー第7 番の登場。コールス版による世界初録音です。弦楽器のしたたるような美しさ、そして世界が認める管楽器セクションの雄大な響きとブレンド具合、躍動するリズム、すべてが最高の形で結実した演奏の登場です。
ブルックナーが交響曲第7番の第1楽章を作曲し始めたのは、1881年9月、夏を過ごしたザンクト・フローリアンでのことでした。1883年の9月5日にフィナーレのスコアが完成。初演は1884 年12 月30 日、ライプツィヒでアルトゥール・ニキシュ指揮によって、そして1885 年3 月10 日にミュンヘンでヘルマン・レーヴィ指揮によって初演され、大成功を収めました。この作品は、リヒャルト・ワーグナーの寛大な後援者であるバイエルン王ルートヴィヒ2 世に捧げられています。
この作品には、1881 年12 月8 日に起こった、ウィーンのリング劇場(ブルックナーの居宅の真向かい) での火災(386 人もの人々が亡くなった) や、ブルックナーが臨席した≪パルジファル≫の世界初演(1882 年7 月30 日)、ワーグナーの死(1883 年2 月13 日) などが大きく影響しているとされています。第1 楽章のコラール風の旋律はパルジファルの「救済」というテーマを、第2 楽章は火災の犠牲者への追悼(ワーグナー追悼ともいわれます)、第3 楽章のスケルツォの弦楽器の動きは舐め上げる炎のよう、といわれることもあります。
この作品が誕生するまでには、ブルックナーとその弟子や同僚でもあったフランツ・シャルクとヨゼフ・シャルク、フェルディナント・レーヴェらの助言や彼らとの議論に基づき、数多くの変形や変更が行われました。そのうちのいくつかは自筆譜に見られ、また初版に初めて現れるものもあります。このコールス版は、ブルックナー自身が演奏で何度も耳にした「初版」を中心資料として、ブルックナーの手稿譜などに基づいて構成されています。ラトルは、これまでにコールス版に基づくブルックナーは第6 番(LSO 0842 / KKC 6175)、第4 番(LSO 0875 / KKC 6557) と2 作発表しておりいずれも世界中の注目を集めてきています(第8 番(LSO 3042/ KKC 9333) はハース版に基づく映像)。このたびの第7 番でも、ラトルがどのようにブルックナーの姿に寄り添いながら音楽を彫りあげているか、注目です。
キングインターナショナル
収録内容
収録時間 : 01:03:32
- 交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 第1楽章:アレグロ・モデラート - 00:19:52
- 交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 第2楽章:アダージョ(非常に荘厳に、そして非常にゆっくりと)~モデラート - 00:21:15
- 交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 第3楽章:スケルツォ(非常に速く)~トリオ(やや遅く)~スケルツォ・ダ・カーポ - 00:09:46
- 交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 第4楽章:フィナーレ(生き生きと、あまり速くなく) - 00:12:38
演奏者など
サー・サイモン・ラトル、ロンドン交響楽団、アントン・ブルックナー
メーカーコメント
黄金コンビのラトル& LSO による、 2022年録音のブルックナー第7番の登場。コールス版による世界初録音です。 弦楽器のしたたるような美しさ、そして世界が認める管楽器セクションの雄大な響きとブレンド具合、 躍動するリズム、すべてが最高の形で結実した演奏の登場です。 (C)RS
仕様
輸入盤
録音情報
録音年:2022年9月18日&12月1日/収録場所:バービカン・ホール
メディア情報
ハイブリッドCD
パッケージ情報
解説付